Workline for Macintosh
設定の仕方(その2)


【各種設定】
wl.confは、テンプレートファイルや画像が格納されているフォルダ(ディレクトリ−)までのパスを書いたり、様々な設定をする事が出来ます。ワークラインの目玉機能の1つで、サーバ間通信(相互にデータベースを参照出来る)の基本設定もここでします。その他の重要な設定は、/usr/local/workline/conf/の中の「wld.conf」で行います。

先ほどのstartupコマンドで、「Sites」の中に左図の4つのフォルダとファイルが出来ます。このままでも使えるのですが、いくつかの項目を設定すると便利なモノがあります。「wl.conf」は、miやjedit等の漢字&改行コードに対応しているテキストエディターで編集してください。

defaultpath="/Users/ユーザ名/Sites"
templatepath="/Users/ユーザ名/Sites/tpl/"
editmode=off
directmode=on

wl.confを開きますと、左のよう書かれています。一番下の
「directmode=on」だけ追加してください。
次に、テンプレートを入れます。filing.tgzをダブルクリックすると「tpl」と「img」と「filing.Z」の3つのフォルダとファイルが出来ます。tpl」と「img」は「Sites」の中へドラッグ&ドロップします。アラートがでますが、上書してください。

powerbook:~ mac$ su -
Password:(rootのパスワードを入力)↓
powerbook:~ root# cd /Users/mac/
powerbook:~root# /usr/local/workline/bin/wldumpall -r -i filing.Z
powerbook:~root# (データベースのテーブル&フィールドが生成)
(※↓はエンターキーを押す動作)
「filing.Z」ですが、ユーザディレクトリー(フォルダ)つまり「Sites」と同じ階層に置いてください。この中身はデータベースの設定ファイルです。(ユーザ名をmacと仮定します)
ターミナルを起動して、rootになってから 「filing.Z」の置いてある場所まで行きます。左のように入力してください。

【ワークラインを使おう】
設定が終わったら、まずはメニューページを表示させてみよう。
http://host name or IP/~ユーザ名/tpl/menu.html
メニューページは普通のHTMLファイルですので、表示されますが、そこからワークラインのファイル(拡張タグを記述したHTMLファイル)にリンクします。ページの左上に「no database access error」とエラーメッセージが出たら、ワークラインが起動していないので
再起動するか、ターミナル(root)で/usr/local/workline/bin/wldを打ち込んでください。サーバとは、24時間365日ず〜っと稼働する
事が前提。パソコンのように使い終わったら電源を落とすと言う事はしないので、通常はこのようなエラーメッセージが出る事は無い筈なのですが、電源のON & OFFで、起動出来ない事もたまにあるようです。


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