Home Server
いよいよ一家に一台のホームサーバ時代

【Home Server】
パソコンの価格が下がるにつれて、家庭内でも1人に1台の時代に入って来ました。
インターネットに接続するゲートウェイルータが外部と内部との第一の関所の役目をし、さらにセキュリティを高めたいのなら、ルータを組み合わせて、企業内同様に家庭内LANを構築することも出来ます。インターネット側のネットワークにサーバを構築する事も出来るしルータで区切られた内部のLAN専用ホームサーバ(イントラネット)を構築すれば家族のパソコンはそこを中心に情報共有する事ができます。
狭い家の中で必要なのと思われる方も多いと思われるが、「あれはどこにあるんだ!」とか、「あの書類が見つからない」って言葉を発した経験のある方は結構多いのでは・・・。それに関連して思うのですが子供達に関するモノって結構ありますよ?
例えば、作文や図画工作、習字、テストその他、、、、成績表などは現物が残るが、だいたいにおいてこれらのモノは、いつの間にか自然消滅している事が多い。
私は、落書き(笑)工作品などは、写真(デジカメ等)に納めています。
ですから私のホームサーバの考え方は、情報家電を制御するのではなく、まずは、有形無形の情報をスキャンニングするなり写真に納めて(デジタル化)ファイリングする為に使用したい。 ここでは、家庭内の情報中枢となるホームサーバについて、実際の構築やアプリケーションの開発(ワークラインを使用した)について書いて行きたいと思います。

さて、ネットワーク内で情報共有する為の手法として一番解りやすいのがインターネット技術を応用すること。良く耳にするWebサーバとIEやネットスケープなどのブラウザを使ったシステムだ。もっと簡単に言えば、ホームページと同じ手法。

そこでワークラインを使って、Macをホームサーバにして家庭内ポータルサイトを構築して行こうと思いました。一気に全ては作れないので、まずは、現在一番不便に感じている情報共有から解決して行こうと考えました。
不便だなぁ〜と良く思っていたのは、デジカメの画像の共有。カメラからパソコンへは取り込めるが、そのパソコンでしか見られない。今までCDに焼いて子供に渡していたが、それもどの時点で焼くか、また数枚に別れてしまうと、探すのも面倒になってしまうみたいで、子供達は全く見なくなってしまった。
だから、もっと効率よくファイリングしたいし(検索も楽に)共有の仕方(インターフェースも含)も子供でもお年寄りでも解り易いようにしなければ、直ぐに使われなくなってしまう。それでは全く意味が無い。

と言う事で、第一回は「Photo Web Filing」と題して、ワークラインを使って子供でも簡単に画像ファイリング出来るアプリケーションを作ってみました。使用したWebアプリケーション開発ツール「ワークライン」は、HTMLファイルに独自の拡張タグを記述するだけで、データベースと繋がり、さらに様々なプログラムを独自の拡張タグをHTMLファイルに記述するだけで実行させる事が出来るアプリケーションです。HTMLファイルがベースですので、画面(インターフェース)は自由にデザイン&レイアウト出来ます。また、後から作ったアプリケーションと繋げたりする事も出来るので、拡張性もあります。

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