Worklineって?何が出来るの?


【Webアプリケーションが作れる】
例えば、
・ 企業のホームページ(ネット通販ショッピングカート、掲示板、アンケート、データ検索etc)
・ ポータルサイト構築(企業、医師会、獣医師会、商店組合、e-コマース、etc.)
・ 社内の業務管理システム(商品の受発注在庫管理、顧客管理、社内の労務管理、資料等のデータベース管理)
・ 医療機関の業務管理、労務管理、診療管理、診療予約、病診連携、 獣医師用電子カルテ(Animal e-Note)
・ 自分専用のWEBデスクトップができる。インターネットへの接続環境があればパソコンを持ち歩かなくても、環境が作れる。
・ 支店間の売上や在庫状況が把握できるなど、サーバ間通信機能を使えば、応用範囲は飛躍的に広がる。
・ 家庭内ホームサーバのアプリケーション開発。


【ワークラインは、サーバアプリケーション】
ネットワークで使う事を前提に、真価が発揮されるように開発したのがワークライン。
1)データの共有(画像、書類(テキスト)その他)
2)データベースの相互共有(参照、編集、追加、削除)
3)上記に対するセキュリティーの確保(ユーザ指定、IP制限、テーブル・フィールド制限)
これらのことが、簡単に設定出来るようにしました。後は、回線などのネットワークのセキュリティを確保すればよい。
例えば、サーバ間を専用線、地域IP網、VPN(仮想専用線)などで結ぶ事です。

【さて、どんな事が考えられるか?】
例えば、
1)本店、支店がある企業(お店)で、売り上げや在庫等のデータを共有する。本店、支店はそれぞれ独立採算で独自のサーバ&データベースを持ちます。この管理システムを1つ作って、同じモノを支店に配置します。お互いのワークラインの設定ファイルにIPアドレスと許可(制限)内容を1行記述するだけで、相互のデータベース共有設定は完了します。これで、本店からいつでもブラウザから支店の状況が見られます(逆も同様、制限も掛けられます)

2)医療現場において、地域連携を前提にした患者データの共有の方法が、「1地域、1患者、1カルテ」と言う事で、中央にとてつもなく大きなデータベースシステムがあると想像するのですが、ワークライン的に考えると「1地域、1患者、複数カルテだが1つに見える」システムが構築出来ます。つまり、クリニックがそれぞれに電子カルテシステムを持っているが、紹介状を持って病院へ行った場合、病院から患者の必要なデータを収集して、1つのカルテを生成する。こうすれば、自分の使い勝手の良い電子カルテを使いながら、自分の専門科目のデータ(メモ含む)は自分のシステムの中に保ち、必要データだけを外部と共有できます。

1)の応用
例)B to B(C)サイトの構築
本店の商品在庫、支店の商品在庫のデータベースが出来たら、外部に商品発注、在庫検索の出来るサイトを構築。各支店への在庫状況はオンラインで直ぐに確認できて、さらにそこで発注をすることが出来る。電話での問い合わせ、注文の重複処理などが避けられます。
また、営業時間外の注文の受付、商品在庫状況の検索など、顧客のニーズに対応する事が出来る。

サーバ間通信を、1つのネットワーク(2つのゼグメント)の中で使うと、左図のような事が出来ます。

例)211.168.1.10のワークライン1
インターネット側にあるワークライン1には、外部との運用に最低限必要な情報しか置かない。
例えば、患者さんのID番号、予約年月日など。

例)192.168.1.20のワークライン2
イントラネット側にあるワークライン2には、個人情報をデータベースに蓄える。院内からの運用に関しては、ワークライン1とワークライン2のデータベースをサーバ間通信で
利用すると、補完されたデータとなる。
インターネット側のワークライン1が落ちても、内部のデータベースには安全なのでセキュリティが高まる。